お客様の声と解説

5歳頃、吃音のひどいときは一語出すのにも時間がかかり、出そうとしてもうまく出ないため、足で何度も床を蹴るなどしてやっと言葉がでるようなときもありました。
ナチュラルに通い、徐々に改善が見られ、小学校では、普通学級に入ることができました。
しかし、発表会では、お友達から何で言葉が引っ掛かるの？などと何度も聞かれ落ち込んで帰ってくるときもありました。

小学三年生の現在、今年の発表会では、引っ掛かることなくセリフを言うことができ、私も母も感激しました。学級委員長を務め、勉強面でも学年で上位に入れるなど、家族みんな驚くほどの変化がみられています。これからの成長を楽しみにしています。先生にはとても感謝しています。

≪解説≫

4歳の時に初めて来院された子供さんです。当院から遠く、60kmほど離れた場所にお住まいで、本来であれば3週に1回来ていただきたいところ、1か月に1回もしくは2か月に1回来院しています。

初めの頃は、施術ベッドに上がっている時間も短く、部屋の中を走り回っていました。子供さんが動き過ぎる為に、細かい検査はできませんでしたが、一次呼吸の動きは少なく捻じれて動いていました。骨盤のバランスと頭蓋骨のバランスが悪かったので、骨盤と頭蓋骨の周りの膜の癒着を取り除き、一次呼吸の改善を図りました。施術の経過と共に、多動、吃音の症状共に改善の傾向にありました。

施術開始から、およそ、2年後、ベッド上で大人しくできるようになり、細かい検査や細かい施術ができるようになりました。特に篩骨と前頭骨、上顎骨のコツ内の癒着及び周辺骨との間（縫合）の癒着が強くありました。それらの癒着が軽減するにしがたい、多動、吃音もより軽減していきました。

それから大人になっても月に2～3回は痛い日がありました。痛みは夜に多く、寝て起きると治っていましたので「これは私の持病だ」と諦めていました。

こちらの治療院で診ていただいたところ「股関節が悪いですね」と言われましたが、自分では何故かわかりませんでした。先生と話しているうちに、小さい頃親の仕事の関係で一日中歩行器に入っていたことを思い出し「そっか～」と納得しました。原因が分かるとすごくホッとしました。そして治療していただいた結果、あの痛みはいつの間にか無くなっていました。原因を解明して治していただき、本当にありがとうございました。

≪解説≫

骨盤のバランス調整で、股関節の症状が無くなりました。この方の場合、仙骨の2番3番間のズレ（2番が3番の上で回線、側屈して癒着）が原因でしたので2番3番の間の癒着を取り除きました。

病院でリハビリを行いましたが、以前のように歩くまでには回復せず、逆に腰痛や膝痛も発症していました。
そこで、以前よりお世話になっていた「ナチュラル」さんに施術をお願いすることに決めました。先生からは骨折の痛みや腰痛、膝痛は骨のずれや骨膜のよじれが原因と言われ、施術をしてもらいました。施術後、今まで肩を揺らしながら痛々しく足を引きずりながら歩いていた祖母が、骨折前の歩き方を取り戻したように歩けるようになったのです。本人も楽になったと喜び、寝たきり生活を覚悟した家族もとても喜びました。

今では祖母が、介助なしで歩けるようになり、普通の生活ができるようになった事をとてもうれしく思います。先生には助けていただき、とても感謝しています。

解説

入院して、リハビリをしていても、なかなか歩行状態が改善されず、一本杖を使用し、介助歩行を行っていました。入院中でしたが、御家族が当院に連れて来られました。
骨折部分の骨膜の捻れがあり、捻れを取り除きました。また、腰痛もあった為、腰椎の調整も行いました。
90代とご高齢ではありましたが、1回の施術で痛みが軽減し、歩行が安定し、介助なしに、杖なしでも歩行できる様になりました。
打撲や骨折が原因で骨膜の捻れを起こすことが多いです。骨膜が捻れると、骨膜を通過する血管・神経も捻れて、血管・神経による症状を起こします。骨折後に骨癒合が困難な方も、膜の捻れを取り除く事で骨癒合がスムーズになる方もいます。

こちらで施術を受けてからは、めまいの出現頻度が減り、症状が軽くなったことが実感できました。施術後1～2ケ月で、日常生活で気にならないほどに改善しました。

また、普段から肩こりや首を痛めることが多く、いつも体が重だるいように感じていました。施術を受けた後は、体が軽くなり、特に肩周りや上半身が動かしやすくなったように感じました。現在、1ヵ月に1度施術を受けていますが、以前のような体の重だるさはなくなり、首の痛みも少なくなりました。全体的に体調が良くなったと感じています。

解説

この方を始めに検査させて頂いたところ、第1次呼吸メカニズムという身体の動きがほとんど動いていませんでした。
第1次呼吸メカニズムとは、頭と仙骨（骨盤の部分）の連動性の動きのことを呼んでいます。頭と仙骨は、硬膜という膜で繋がっています。この硬膜は、頭の内側では脳を、背骨では脊髄を包み込み仙骨まで繋がっています。この硬膜によるつながりにより、頭と仙骨は連動的に動いていており、関係しあっています。この動きにより、脳脊髄液という脳や脊髄の神経ネットワークが円滑に働くために重要な働きしている液体をポンプしています。
この方は、頭の内側の硬膜と仙骨の硬膜に問題が起こり１次呼吸の動きが阻害されてしまい、脳脊髄液の供給が滞り、めまいを引き起こしていると考えました。また、耳の近くにある側頭骨という骨の動きが悪くなっており、三半規管の機能を低下させてしまい、めまいを助長していると考えました。
原因である、頭と仙骨の硬膜、側頭骨の施術を行い、癒着を取り除いたことで第1次呼吸メカニズムの動きが動き出し、1回目の施術でめまいの出現頻度が減り、3回の施術でほとんどめまいがなくなりました。
また、第1次呼吸が動き出したことにより、自然治癒力が高まり体のだるさ等も改善されたと考えられます。

仕事や日常生活へも支障を来たす状態であったため、知人の紹介もあり、ナチュラルさんで施術をしていただく事になりました。
初めは、痛いのでは？と不安がありましたが、実際、施術を受けてみても痛みはなく、そんなに軽く触るだけで大丈夫かと思う程でした。
また、痛みに関することはもちろん、腰への負担を軽くする動作や自宅でできる体操などアフターフォローまでしっかりしており、大変助かりました。
施術後、腰痛は次第に軽くなり、以後1度もぎっくり腰を起こしていません。

今では、腰痛だけでなく、身体に不調を感じた際にはお世話になっています。おかげで薬に頼らず生活が出来ています。

解説

人間は本来背骨がS字カーブを描いており、ばねのような働きをすることにより、背骨や手足への衝撃を逃がすという作用があります（S字カーブがあるかないかで、最大10倍程度、背骨や手足への衝撃が違います。）
この方は、何度もぎっくり腰を繰り返していたため、腰椎・仙骨の関節に炎症が起こり関節が癒着（動きが悪い）していました。そのため、腰椎は本来お腹の方に反っていなければいけないのに、まっすぐになっており衝撃を逃がせない状態となっていました。また、仕事が忙しく仕事中は水分をほとんど取っていなかったと言われており、腎臓や腸の奥にある腸間膜根といわれる部分も硬くなっていました。
腎臓や腸間膜根と言われる器官は身体の背中側にあるため、炎症が起こり硬くなると背骨の動きを制限してしまうことがあるのです。

それが、先生の施術を受けたことで、７年経った今では別人のように一日の時間が足りないくらいの人生が大きく変化しました。

こんな症状は初めてのことで、まず自分の症状をネット検索してみました。そうすると、どうやら耳鼻咽喉科に受診したらよいことが分かり病院に行きました。メニエール病という診断がされ、薬の処方がされ、これで良くなると思い思っていました。しかし、症状は一向に回復する気配もなく、夜中だろうが朝方だろうが昼夜を問わず、眩暈が激しくなると緊急病院へ行き、点滴を処方してもらっていました。時にはそれすら気分がすぐれず途中で点滴もやめてほしいと、病院に何をしに行っているのかわからない日々が続いていました。

そうする中で、漢方薬が良いと言われたら買い求め、腕の良い整体師がいると言われたら、施術を依頼し、良いといわれる病院には何か所も受診してまわり、その度に同じ診断、処方をされ全く改善する気配が無く、どうしようもない日々が過ぎていきました。
この状況が一か月過ぎた頃でした。父の友人が10年ぶりに遊びに来た時の事でした。昔の私を知っている父の友人が驚いて10年ぶりにお会いしたにもかかわらず、すごく心配してくれて『とにかく予約をとれないくらいの良い先生を知っているから、予約を取ってあげるからそこに行ってみなさい』と言ってくれたのですが、すでに私は数々の病院を回り、整体師も呼び、尽くせるだけの手は尽くしたと思っていたので自分では運転もできないし行けないからと言って断っていたのですが、その方はそんな私の言葉よりも先に、予約の電話を取ってくれていて『運転ができないなら私が送迎してあげるから、この日に予約が取れたから行ける準備だけしておきなさい。』と言って帰られました。
そして予約の日、連れていかれた所がナチュラルでした。

先生の施術を受けると、みるみる回復していく感覚があり、原因は、メニエール病でもないということも聞きました。この日、帰宅すると、今までどんよりした生活を送っている姿を見てきた家族が私を見て驚いた光景は今でも鮮明に覚えています。
自分で実感できるくらい治療を受けると前回よりも今回、今回よりも次回といった感覚で回復できると思い、力も湧いてくる体感がありました。
体調を壊してから7年たった今では、体調を壊して良かったと思えるくらい仕事も生活も一遍して充実しています。
今でもメンテナンスのため、定期的に微調整をしていただいているのですが、まだまだ充実する兆候は目に見えていて、毎日ワクワクしながら過ごしています。
あの日、父の友人が来ていなかったら、先生の施術を受けられていなかったらと思うと考えたくないくらいです。私も父の友人のように困っている人がいたら断られても、私のように助かった人を増やして行きたいです。
助けていただきありがとうございました。

解説

眩暈がひどく、運転もできず仕事もできなかった女性です。
骨盤、脊柱、内臓、頭蓋骨の動きが悪く、一次呼吸も制限されていました。特に迷走神経の柔軟性がなく（癒着していた）、この癒着が眩暈の大きな原因の一つだったと思われます。
二週間に一回の頻度で施術させていただきました。癒着の部位も多く、癒着の程度も強かったために、眩暈の改善に日にちがかかりました。現在、体の調整にひと月に１回来院されています。自律神経のバランスが乱れやすい方で、忙しい時期が続くと眩暈、耳鳴りが起きる事が今でも時々あります。今では症状が出たときに、その都度改善します。今後は、自律神経を乱れやすくする構造の原因を探索していきます。

周りから「子供出来た？」、「子供はまだ？」と聞かれるたびにだんだんと憂鬱な気持ちになり、焦りも増してきました。
そこで、以前より体調がよくないときにお世話になっていた先生の施術を受けようと思い通うことにしました。
「痩せやすい体にしてください。」「小顔にしてください。」「頭痛がよくなりません。」といろいろな悩みに答えてくださる先生に、今回は「子供が欲しいです。」と伝え、施術をしてもらいました。

最初の施術で一番気になっていたことを訊きました。
「先生、子どもはできますか？」
「身体的に問題ないから大丈夫。」と先生のその言葉を聞いて、心の底からほっとしたのを覚えています。
一か月に一回の頻度で施術を受けながら、自分でも体を冷やさない。基礎体温をつける。お酒を控える。など気を付けながら半年ほど通ったある日、胸がムカムカする感覚が続き、生理も１週間ほど遅れていたので「もしかして！？」と淡い期待を抱きながら病院に行くと、ついに妊娠していたことがわかったのです！！

さて妊娠はしましたが、当然これで終わりではありません。次は無事に出産をしなければなりません。その後も通い続け、それからは胎児と一体となる施術、骨盤を整える施術などを施していただきました。
そのお陰もあり、赤ちゃんも順調に育ってくれ、何事もなくマタニティーライフを楽しく過ごすことができました。
そしてついに来た出産の日。

出産予定日の夜８時頃から陣痛が始まり、その５時間後に高齢の出産にも関わらず、超安産で無事に出産することができました。
其ドラマでも描かれていましたが、妊娠して無事に出産するまでは何が起こるかわかりません。年齢が高くなればなるほどリスクも高まります。
ですが、自分自身が高齢であるにも関わらず、危険な状態になる事もなく無事に出産できたのは、先生に施術をしてもらったからだと思っています。
ここに来ていなければ、私はまだ悩んでいたかもしれません。

私は、昔の私と同じように悩み、苦しんでいる方に伝えたいです。「先生の施術を受けてみませんか？」と。私の場合、子どもを授かりたくてここに来ましたが、先生の施術を受けると体が軽くなるというか、自己治癒力が高まるような感じがします。きっと何かが変わると思います。
最後に、先生に言われた言葉でもう一つ思い出したものがあります。「高齢出産」というとどうしても「障害のリスクが高まる」という不安が私にはありました。妊娠はしたものの子供に障害があったらどうしよう？と考えると眠れなくなることもありました。病院の先生に「出産前診断」のことを訊いたり、自分の不安な気持ちを伝えたりしたものの、どうしても不安は拭いきれませんでした。そんな時、先生に言われました。
「そんなに心配せんでも大丈夫。子どもは自分で育っていくもの。だから心配せんでもいいよ、大丈夫。考え過ぎる方が悪い。」
そう言われた時、その言葉がストンと胸に落ちてきて「あっ、そっか。そんなに心配せんで良いんや。先生に施術もしてもらっているし大丈夫なんや。」って心のモヤが晴れたような気持になりました。

時には「太りすぎ」と注意を受けながら、不安なことはもちろん、仕事からプライベートまでいろいろな悩みや愚痴も聞いてもらい、その都度、的確な助言を下さった先生。身体のケアだけではなく、心のケアもしていただいたおかげで、可愛い息子も授かり、毎日幸せな時間を過ごしています。
先生、本当にありがとうございました。次は二人目が欲しいと考えていますので、またお世話になります。よろしくお願いします。

解説

以前は仕事のストレスで全身のむくみ、倦怠感などの症状で来院されていました。
今回、子どもが欲しいと言うことで来院されました。
身体状態では一次呼吸の問題は少なく、収縮、膨張の大きさには問題はありませんでしたが、若干捻じれて動いていました。また、子宮の側屈があり、子宮、卵巣周辺の膜の癒着がありました。癒着の程度は軽度でしたので、２週間に１回の施術を行い、２回目に来られて施術が終わった時点で、一次呼吸の捻じれは無くなり、下肢部の癒着、子宮の側屈も改善され、ご本人に「子供が産まれますよ」とお伝えしました。
４回目来院された時に、ご本人から妊娠したことを聞きました。妊娠してからも月に１度来院し、全身のバランス調整をさせて頂きました。
元気な子供が産まれてよかったです。
当院に不妊で来られる方は多くはいませんが、年間５～６名は妊娠されています。ほとんどの方が一次呼吸に問題があります。一次呼吸の調整後、細かく骨盤、脊柱、内臓、頭蓋などの調整を行います。
不妊で来られた方で、２０代、３０代の方の９０％以上は妊娠され、４０代の方になると妊娠された確率は５０％弱と大きく確立が低くなります。

ですが、時間が経てば経つほど、症状は改善する兆しもなく、ナチュラルの先生の所に連れて行ってほしいと祖母から懇願され、これからしばらくお世話になる事になるのです。

ナチュラルの先生の見立てでは、「骨折していると思うから、どう骨折しているか見たいのでレントゲンを撮ってきて欲しい。」と言われ、行きたくない病院に仕方なく行く決意をしました。レントゲンを撮ると、病院の先生は当然のように祖母に「入院ですね」と言ったのです。私は、隣でやっぱりそうだよねと思った瞬間の事でした。祖母が突然『先生。入院はしたくないので帰ります。』と言いました。
私も、仕事をしているので面倒も見れないし、付き添うこともできないので入院を勧めたのですが、最後の最後まで『帰る』の一点張りで、終いには半泣きしながら『帰りたい。』と言われたので、病院の先生も「あり得ませんよ。」と止められたのですが、連れて帰ることにしました。
この後の帰宅までの車中で、祖母にどういうつもりなのか聞くと、『ナチュラルの先生の所に通い、病院には入院をせずに家にいたい。』との意向でした。
それから、ナチュラルへの通院生活が始まりました。
最初は、自分のペースで一つ一つの動きを整えながらやっと車椅子までたどり着き、移動していたのですが、日々の生活の変化も見られ始めました。痛い表情が変わってきて、動きも多くなり、話をする回数も増えてきました。毎回、通うときには『痛いところをいつも治療して欲しい」と言っていた事が、治療後には痛みが軽減され、祖母の表情が一変していたのをいつも見てきました。
今回の治療は約三か月で、骨折の痛みはなくなり、祖母は入院をせずに通院をして完治しました。今では９１歳になり、定期的にナチュラルに治療を受け、大きな病気をすることなく介護施設にお世話になる事もなく元気に過ごせています。
家族一同、入院して寝たきり生活を送っていてもおかしくなかった祖母をここまで回復していただき、骨折した時以上に元気にしていただき、とても感謝しています。

解説

圧迫骨折後、腰痛により生活に支障をきたしている方も多くいると思います。この８３歳女性も圧迫骨折による痛みが激しく生じていました。
腰椎のバランス調整と前方から腰椎椎体の骨膜の捻じれの調整を行いました。施術の回数を重ねる度に痛みが軽減し、お元気になられました。

施術をしてもらうと一度で痛みはなくなり、その後も痛みが出ることなく過ごせています。
また、以前から疲れ易く、週の半ばになるとぐったりすることが多くありましたが、2週に一度程度のペースで治療を受けていると、ぐったりときついと感じる日が減っているように思います。

生理中の腰の痛み（背骨がつまっているような感覚）も施術をしてもらうと、ぐっと軽くなり、身体がやわらかくほぐれるような感覚で楽になりました。

解説

体は自律神経の働きにより、消化、吸収、血液の循環など体が生きるために必要な事を無意識に行っています。
しかし、この作用は不摂生などの生活習慣や、精神的なストレスなどで神経の働きが阻害され、内臓の機能の低下や不定愁訴などの症状が見られやすくなります。
この方の場合、一次呼吸の動きが乏しく、骨盤の歪みが見られていました。
一次呼吸は脳脊髄液を循環させるのですが、これが十分に行われていないことから自律神経が乱れ倦怠感が生じていました。また、骨盤の歪みが子宮を捻れさせ、生理痛が強く出現していたと思われます。
一次呼吸と自律神経の調整を行い、骨盤の歪みを改善させることで、生理痛や普段の倦怠感の軽減につながったと思われます。
現在はひと月に一回、体のメンテナンスを目的に来られています。

そんな中で、ナチュラルでも施術をしていただきました。お腹の中のことなので、私自身にはっきりとした実感があったわけではないのですが、直後の検診では頭がちゃんと下におりてきており、無事に自然分娩で出産することができました。

出産は2回目、3回目だから大丈夫ということはなく、毎回全然違う経過をたどります。出産が近づいてくると当然不安もつのってきます。そんな中、当時一番の不安要素だった逆子の相談に快くのってくださり、施術してくださったことが、とてもありがたかったと思っています。

解説

妊娠36週で逆子で来院。
逆子の施術は胎児が動きやすい状態を作る事が大切です。
この女性の場合、横隔膜、腹部臓器周辺の膜の動きを良くし、最後に子宮内での胎児を動かしました。そうすると、胎児が動きやすくなる為に、勝手に逆子が矯正されます。逆子のオステオパシーでは、3日に1回、計3回の施術で矯正されると言われています。
逆子で産まれると、逆子のまま産道を通る場合もあり、帝王切開の場合もあります。いずれの場合も、正常な産道の通り方ではないので、身体が、特に頭蓋骨が動きにくく、1次呼吸病変となります。1次呼吸病変になると、脳脊髄液が全身に行き渡りにくいので、治癒力の低下、免疫力の低下が起こります。